「ドロドロの血液、サラサラの血液という言葉を耳にすることがありますが、どういう意味ですか?」
先日ご来店のお客様からこんな質問もいただきました。
こんにちは。ストリーズケア代表の岡田哲也です。
今日は血液の疑問についてお答えしていきます。
血液は流れる臓器とも呼ばれている
血液は、全身にはりめぐらされた血管の中を流れています。
血液は別名「流れる臓器」とも呼ばれていますが、それは血液の成分が生命維持に必要不可欠なものだからです。
血液には栄養素やホルモンなどを含む「血漿」や酸素を運ぶ「白血球」、出血を止める「血小板」が含まれています。
ドロドロ血液、サラサラ血液とは?
血液には、赤血球や白血球、血小板のほかに、各種タンパク質など、さまざまな物質が混ざっています。
なので本来、血液というものは、ある程度は粘り気をもっているものなんです。
この粘り気がひどくなった血液のことをドロドロ血液と呼ぶことがあります。
血液がドロドロになる原因の一つは、コレステロールなどの脂質が血液中で増えることで、血液中のコレステロールなどが増えると、血管が傷み、動脈硬化や血管のつまりが起きやすくなります。
また、体内の水分不足や赤血球が増えすぎる病気などにより、血液が流れにくくなる場合もあります。
一方、サラサラ血液という言葉は健康によいイメージがありますが、これも度を過ぎるのは問題なのです。
たとえば、「貧血」とは、赤血球がすくなくなり過ぎた状態であり、この場合、血液は通常よりも流れやすくなります。
貧血では、酸素の運び手である赤血球が少ないため、息切れをしたり、酸素不足を補いおうと心臓に負担がかかって動悸がしたりすることもあるんです。
ドロドロ、サラサラの状態とはこのようなものを言いますが、サラサラなら手放しで良いと言うものではなく、総合的に判断する必要がありますね。
血液型とは何ですか?
ついでに血液型についてですが、血液型の分類方法は様々あります。
代表的なのは「ABO式血液型」(ABO型)で、ABO型は、血液型をA型、B型、AB型、O型の4種類に分類します。
これを決めているのは、赤血球の表面にある「糖鎖」の種類です。
糖鎖とは、「グルコース(ブドウ糖)」などの糖が鎖状につながった分子で、細胞の表面からひげのように伸びているものです。
血液型がA型の人の赤血球の糖鎖の先端には、A型特有の糖がくっついています。
同様にB型の人の赤血球の糖鎖の先端にはB型特有の糖がくっついています。AB型にはAとBの両方がみられます。
O型の場合は、AもBも存在していません。
このようにABO型の血液型は分類されます。
知っているのと知らないのでは、健康意識も違ってきますので今日はこのような内容にしました。
人間の体の謎はまだまだ数多くありますので、またの機会にお伝えしたいと思います。
ドロドロ血液、サラサラ血液対策としてまずは適度な水分補給(水)をお勧めします。
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